スキー人口激減・コロナ・インバウンド消失でも「過去最多入場者」のスキー場 滋賀「グランスノー奥伊吹」はどうやってこの三重苦を乗り越えたのか
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レジャー消費の全体の総量は増えているわけではないから
そこを見落とすとミスリーディングが起こりそう
①出張や残業がなくなったりして、余暇の時間が増えた
②飲食や旅行への出張や制限がある
この前提で
近場、かつての体験、広々という条件がスキーというカテゴリーに人、モノ、カネに流れたような気がする
注目のコメント
『「会社としての長期目標として、地域活性化につながる2070年に向けた企業理念を掲げています。滋賀県北部は人口減少、少子化のまっただ中にあります。そこで観光、スキー場経営を通じて人の住みやすい地域づくりに貢献していければと考えています。水力発電事業も将来を見据えてのもので、温暖化対策にもつながるはずです」(記事から引用)』
地域と共に将来のあり方を考えるならば、全てのスキー場が企業理念として掲げなくてはならないことだと思います。スキー場経営者には目先の利益や地域エゴに振り回されないためにも意識してもらいたいです。今年は久しぶりにスノーボードを再開し、またスキーにも初挑戦してみたので、こういった話題についつい目がいってしまいます。
東京が長いので、失礼ながらグランスノー奥伊吹というスキー場を全く知りませんでしたが、地図で見ると伊吹山の北側で、積雪のため東海道新幹線にしょっちゅう影響を与えている関ヶ原辺りなんですね。これは雪質も期待できそうです。
さらに関西、中部都市部からの日帰り顧客に特化した戦略と設備投資は見事です。
地域経済活性化って、自分の手元に何があるかを冷静に考え、それをどう使うかが重要だと改めて感じます。アドラーの教えにも通ずるものがありますね。