SWIFT排除でEU分断 対ロシア制裁、エネルギー懸念が影
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ロシアに対して強硬な制裁がとられる中、「金融核兵器」とも呼ばれる国際銀行間通信協会(SWIFT)の決済網からの排除については、エネルギー供給の途絶を懸念する欧州連合(EU)主要国の抵抗により発動が見送られたとのこと。
「ロシアは欧州で消費されるガスの40%を供給しているため、深刻な影響を懸念するドイツの見解は理に適ったものだ。」英オックスフォード・エコノミー社から、ウクライナ情勢悪化でロシアにサンクションがなされた際の、各国GDPインパクトについてレポートが出ました。
サンクションを受けるロシアのインパクトは、2024年まで-1%前後となるのに対し、欧州は-0.5%前後、そしてアメリカには−0.2%しか寄与しないとなっています。
どのような形で危難を収めるのかは政治的な手腕に任せるとしても、経済的にみれば勝ち組は完全にアメリカです。