コロナ禍でも観光事業を足踏みさせない 岐阜県の海外プロモ戦略
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「観光、食、モノを一体的にアピールするというスタイルが鉄則」これがごもっともなんですよね。あえて加えるとするなら、アニメなどのコンテンツもセットなのかなと思います。
観光誘客って地域の魅力をいくら発信しても少なくても海外には届かず、その地域の食・モノ・コンテンツなど文化とセットにしてはじめて、日本にきたときに訪れたい観光地になるわけです。
フランスボルドー産のワインを日本で飲んで美味しかったからこそ、フランスに行ったときに訪れたい町になり、
フィンランドサウナが楽しかったからこそ、北欧でサウナに訪れたくなるわけです。
該当国での体験をもっと増やしブランド価値を創造することが、アフターコロナを見据えた中で、重要な打ち手になります。コロナ禍の影響で多くの自治体が訪日外国人旅行者向けのプロモーションを縮小する中、岐阜県のようにアフターコロナを見通した上で出来る限りの手を打っている自治体もあります。
但し、これまでのプロモーション予算に見合っただけでの経済効果を上げている自治体は少ないのではないでしょうか。デジタルマーケティングにしてもSNSフォロワー数や画像・動画閲覧数だけでコンバージョンを更に上げて予約数や消費額をKPIに設定している自治体は極僅かです。
コロナ禍だからこそ、今後の成果目標と共に一度事業総括をしてから海外マーケティングの施策と事業化を図ってもらたいと思います。岐阜県に暮らす身にとっては、このように地道な取り組みがもう10数年前から積み重ねられてきたということに頭が下がる思いです。
海外の方々に『日本』に行きたいというところから、『日本の岐阜』に行きたい、とまでもう一歩踏み込んで思って頂くためにはとても大きな労力と継続的な働きかけが必要ですよね。
自分に置き換えて海外のとある都市についてそこまで想起できるかな?と考えるとそのような都市•地域は非常に少ないことに気付きました。