現政権が掲げる「スタートアップの徹底支援」ってどういうこと?足元で議論が進む方針を総ざらい!
コメント
注目のコメント
マクロン仏大統領が、前政権の経済大臣だった頃から推進しているフレンチテックが参考になると思います。各制度の整備も重要ですが、Station Fという巨大インキュベーションセンターを作り、各界のリーディング企業とともに、スタートアップ向けパトロネージの仕組みを作ったのが、象徴的にも実質的にも大きなインパクトを与えました。ぜひ、内外に分かり易い、インパクトの大きな施策を期待します。
これはスタートアップ支援というよりも、VC支援な内容だなと感じております。
私が元々引受側だったというバイアスもありますが、IPO時の価格と初値だけで比べるものではないし、国内においてSPACの導入に私は反対です。
どちらも、上場後は株式を持ち続けないVCにとってはイグジット時の株価を高める効果はある一方で、本来であれば単独ではなく、買収されるべきであった企業もIPOを目指す判断になります。私は、監査報酬も、上場後にアナリストがつくコストも高くなってますし、IPOのハードルをもっと上げて、集約した上でグローバルに戦える企業を作った方が国策に沿うのでないかと考えています。
ケースバイケースではあるので、この議論が適切な場合もあるとは認識していますが、けして課題解決の方向として、この一連の政策がキーな部分であるとは思いません。
むしろ、耳障りのいいワードを並べているだけで、何が新しい資本主義なのか私はわかりません。まあまあ意味のない施策ばかりが並びますね… 😅なんでこうなっちゃうんたろう??
「スタートアップの徹底支援」にある通り、スタートアップの創出・成長発展のため、ここで見てきたような上場環境の整備、大企業とスタートアップとのオープンイノベーションの促進、競争環境の整備だけでなく、挑戦が奨励される社会環境の整備、 兼業・副業の促進等による人材の流動化、スタートアップからの政府調達の制度運用などを総合的に進めるとしています。