[東京 23日 ロイター] - 21日に就任した宮沢洋一経済産業相が、経済産業省の所管対象である東京電力<9501.T>の株式600株を保有していることが23日、明らかになった。ロイターの取材に対し、宮沢経産相の事務所担当者が明らかにした。

エネルギー政策を所管する宮沢経産相と、東電の株主の立場は利害が相反するがい然性が高く、同社株の保有を継続するかどうか、宮沢経産相の対応が注目される。

この点に関し、宮沢経産相の事務所関係者は「対応について、最終的な結論は聞いていない」と述べた。

(斎藤真理、田巻一彦)