OPEC、22年世界原油需要拡大を予測 パンデミックから回復で
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OPECは過去に増産対応して原油価格が下落したという経験をしている
ましてや昨今脱炭素にシフトする流れが強い中で、基本的に化石燃料を減らそうという中で、コロナからの回復需要で原油生産してくれと各国から言われてもあえて増産対応するメリットがOPECには無い
僕がOPECなら原油価格をみながら生産性を考慮しつつ一番優位な状況で出していく
OPECからしたら脱炭素言ってたのに必要になったら急に言ってきて、どうせ長期的には化石燃料需要を減らしてくんだとわかってたら、調整しながら出すのが良いですよね
注目のコメント
「1月の原油増産量がOPECの加盟国との協定に基づく増産量を下回った」とありますが、コロナ禍で減らした生産量をゆっくり元に戻す途中の出来事で、減産は今なお続いているのが実態です。その生産量さえ下回る状況ということか・・・
前回原油価格が100ドルを超えたのは、シェールオイルの生産が米国で急加速して米国が世界最大の産油国に躍り出た時でした。そのため、米国にシェアを奪われることを怖れたOPECは増産に打って出て敢えて価格を下げて、生産コストの高い米国のシェールオイル生産を縮小させる挙に出たわけですが、今回は環境重視のバイデン大統領が米国のシェールオイルを悪者にして生産させない動きに出ているので、OPECにはそうしたインセンティブが働きません。脱炭素が叫ばれるおり、価格が上がり過ぎると原油離れが加速する虞はあるにせよ、価格を上げて資源を温存しつつ収入が増えれば当面は万々歳。「世界の原油需要の短期的な見通しは確実に明るい方向にある」としながら大幅な増産に動くことはないのでしょうね、たぶん。
原油価格の上昇に円安が重なって貿易赤字が拡大傾向に我が国には辛いところであるように思います (・・;