イエレン長官、「財務省去る計画一切ない」－未完の重要任務山積
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バイデン政権の巨額の財政支出がインフレを招くとのサマーズ元財務長官らの警告を、雇用は未だ弱くインフレは起きても一時的と一蹴したイエレン財務長官。国民の間に長期停滞ムード（負の履歴効果）があるうちは財政支出と金融緩和による景気刺激をやり過ぎるほど長期間続けて意識を変えるべしとの高圧経済論者と承知していますが、バイデン大統領の巨額の支出計画が未だ一部しか実現しない段階でインフレ率が急激に上昇して長期化し、責任を問われかねない苦しい立場に置かれていらっしゃるのでしょうね・・・
「やるべき重要な仕事がまだ大量に残っている」とのこと。過度の景気への介入は景気の振幅を却って大きくし潜在成長率そのものを高める供給サイドの政策から人々の目を逸らして中長期的な成長力を落とすと感じる私は元より高圧経済論に与しませんが、この局面に至る経緯を熟知しFRBとの連携も取りやすい実力派のイエレン財務長官が交代して事態が改善するとも思えません。頑張って切り抜けて頂きたく思います。 (^.^)/~~~フレ！左派と中道のバランスがかろうじて取れているのは政治色の薄いイエレン氏によるものとも思います
とくに雇用に関しては氏の興味分野ですから、そこに注力して景気回復とインフレ率の抑制を両立したいところでしょう
「インフレは一時的」という言葉に批判も出ていますが、碩学であっても経済波及は読みにくいところがあります、現状と当初の目的とのバランス感覚を持って政策を進めていってほしいと思います
