パンの「神戸屋」が小売り事業縮小へ、資源インフレで悶絶
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都市型のベーカリーは立地が集客の要。駅ナカや駅近で安定した人流がある前提で成り立っている所が多くありました。
コロナ禍でその立地の良さが、固定費の圧迫となってしまったベーカリー店舗さんは少なくないと思います。
2021年10月期に政府は輸入小麦の製粉会社への販売平均価格を19%値上げし、この高騰もどこまで長引くのかみえていない状況です。
製パン業界は全体原価の約3割を小麦が占めているため、今回の高騰の影響は無視できない状況となっています。
ベーカリー業態において値上げ(ステルス値上げも含め)は避けられないと思いますが、人流と原材料高騰の影響が長引くと考えると、値上げ等の対応だけでなく、抜本的な改善に動かれるチェーンも多いと思います。神戸屋にとっては、神戸屋キッチン、神戸屋レストランは、将来の成長にとっては不可欠なピースだったと思います。
コロナ禍で不振になり、それが、一年で終わらずに複数年続き、今後どうなるか誰もわからない状況ですから、腹を括るしかありませんね。
ダメ押しが、資源高とのこと。本業も厳しくなりますが、値上げしかありません。続々と値上げがあり、それが続く年になりそうですから、消費者にとっては、厳しい年になりますね。原料 輸送コスト 人材 それぞれが高騰すると大きく消費者に跳ね返る。今まで以上の価値をどう作り出すか。
そのための選択と集中は大きな課題ですね。
生み出す価値の再整理、重要なテーマです。