[上海 26日 ロイター] - 中国当局は26日、金融機関のマネーロンダリング(資金洗浄)防止能力を強化するための規則(改正版)を公表した。

金融機関の顧客調査、身元情報や取引データを保管する方法を定めており、中国人民銀行(中央銀行)は中国を世界のマネーロンダリング防止(AML)基準に近付けるものだと説明した。

この新規則は、銀行、保険会社、証券会社など、従来の規則で対象となっていた金融機関に加え、ノンバンクの決済会社やウェルスマネジメント会社にも適用される。3月1日に発効する。

今回の改正は、一般からの意見を募った上で行われたという。