電機メーカー行脚の末、ついに生まれた第1号機
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当時、携帯電話は小型化競争が激化しており売れている機種はのきなみ80g以下。そんな中で100gを超える端末をiモードで出してしまっては絶対に売れないだろうと考え、メーカーに対して100g以下の端末を作ってもらうため榎さんや真理さんとメーカー行脚をして頼み込みました。またPDAのような一見特殊な形状の端末ではなく、あくまで売れ筋のムーバと大きく見た目が変わらないものをつくることも大命題。音声端末を買ったらiモードがついてきた、もしくは音声端末よりも少しだけ重いがiモードという付加価値が付いてくる、というお客さんに違和感なくiモードを買ってもらおうという「トロイの木馬」作戦でした。作戦は成功し、120g以上の折りたたみのNシリーズがコンテンツやメールが見やすいということでいちばん売れるような現象が起こりました。