[24日 ロイター] - 北京冬季五輪の男子フィギュアスケートでは、羽生結弦(27)とネーサン・チェン(22、米国)が4年前に続き、再び火花を散らすことになる。

4年前の平昌五輪でも両者のライバル対決に注目が集まったが、当時まだ10代だったチェンは五輪デビューを果たしたショートプログラム(SP)で失敗。メダル争いから脱落した。

その後、チェンは世界選手権で3連覇を達成。北京でも羽生の最大のライバルと見られているが、羽生には豊富な経験と大舞台で結果を出してきた実績がある。

羽生は平昌大会で五輪2連覇を達成。北京大会では、男子シングルではギリス・グラフストレーム氏(スウェーデン)以来、94年ぶりとなる五輪3連覇を目指す。

元全米王者アダム・リッポン氏は、羽生について「五輪でいつも実力を発揮する」とし、「彼はいつだって輝かしい瞬間の中へと入ってくる」と話した。