エボラ出血熱：「アフリカ」を一括りにするなかれ

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• 山田 一雅

  人材育成企業

  ・2014年10月19日

  まさにおっしゃる通りだと思いました！私も「何が起こるか分からないから」と思考を放棄せず、事実の丹念な収集と、冷静な分析に基づく判断が重要だと思います^_^
  
  私は今ギニアの隣国のセネガルに住んでいますが、最近JICAの判断に驚きました。というのも、この9月末にセネガル派遣予定で準備を進めていた青年海外協力隊の隊員を、予定通りセネガルに派遣したからです。
  
  「セネガルで初のエボラ感染者発見」のニュースが出ている最中の派遣準備。周囲からは反対の声が多くあったでしょう。また、御家族もとても心配だったと思います。そんな中で、日本という国の機関が派遣を決定した事に、私はとても驚きました。
  
  外務省所管の組織であり、かつODAの一環として行っている事から、もしかしたら外交的側面からの派遣する意味もあったのかも知れませんが、それでも今回のJICAの、事実の丹念な収集と冷静な分析に基づき「派遣をする」という判断を下した姿勢は、多くの人や企業にとって学べる事があるのではないかと思いました^_^
  
  このたびセネガルではエボラ出血熱の「流行の終息」が宣言されました。
  「だから止めておきなと言ったのに」とならないよう、今後も一層エボラ出血熱の動向に留意して過ごしていきたいと思います^_^