アクティビストがペロトンにＣＥＯ解任と身売りの要求準備－報道

（ブルームバーグ）： アクティビスト（物言う投資家）のブラックウェルズ・キャピタルは、ホームフィットネス事業を展開する米ペロトン・インタラクティブの取締役会に対し、ジョン・フォーリー最高経営責任者（ＣＥＯ）の解任と身売りを要求する準備を進めている。米紙ウォールストリート・ジャーナル（ＷＳＪ）が事情に詳しい複数の関係者の話を引用して伝えた。ブラックウェルズはペロトンの株式５％弱を所有する。

ブラックウェルズはペロトンが大手テクノロジー企業やフィットネス志向の企業にとって魅力ある買収標的になり得ると考えているという。

原題：Activist Blackwells to Push Peloton to Fire CEO, Seek Sale: WSJ (抜粋)

©2022 Bloomberg L.P.

コメント

注目のコメント

• 村上 誠典

  スタートアップ経営/シニフィアン共同代表

  ・2022年01月24日

  日本企業もいつかは社長交代を迫られる。それに向けてガバナンス含め準備できるか否か
• 黒瀬 浩一

  りそなアセットマネジメント株式会社 チーフストラテジスト　チーフエコノミスト

  ・2022年01月24日

  米国で決算発表が始まり、巣ごもりの代表銘柄が苦戦しています。この記事にあるフィットネス機器のペロトン、動画配信のネットフリックス、ヨガコスチュームのルルが揃って大幅な下方修正を発表しました。最大の原因は需要の一巡です。そして、抱えた過剰な在庫をどうするか、コロナ禍の収束を見据えてこれから経営の舵取りをどうするか、が問われる局面に入っています。巣ごもりに固執する経営者対してはアクティビストの風当たりが強くなっています。
• 遊佐 優

  (株)M&Aクラウド アドバイザー/証券アナリスト(CMA)

  ・2022年01月25日

  アクティビストによる要求を契機に、企業価値向上に向けて動き出す…。
  企業側からすると耳が痛いことかもしれませんが、市場には必要なメカニズムだと思います。