[北京 21日 ロイター] - 中国国家発展改革委員会(発改委)は21日、新エネルギー車(NEV)の購入制限について、複数の地域で段階的に廃止する方針を示した。

バッテリー充電・交換やエネルギー貯蔵、燃料電池(FC)の水素充填(じゅうてん)のためのインフラ建設を強化する方針も示した。

北京、広州、天津を含む複数の主要都市は渋滞対策としてナンバープレート交付枠を設けて道路に走行する新車の数を制限しており、NEVにも適用されている。

一方、NEVは政府が過去数年間にわたり精力的に推進した結果、昨年は販売が1.5倍超に増えた。

ただ、今年はNEVの補助金を30%縮小する計画で、来年は完全に廃止する。政府の支援がいらないほど市場は成熟したとしている。