[ベルリン 20日 ロイター] - ウクライナ情勢を巡る対応などを協議するため欧州を訪れているブリンケン米国務長官は20日、ドイツでベーアボック外相と会談した。ブリンケン長官は、ロシアがウクライナに対しさらなる行動を取るのであれば、米国と欧州の同盟国が一致団結して立ち向かうと言明した。

ロシアがウクライナに侵攻すれば、「迅速かつ厳しい」共同戦線に直面することになると警告。さらに、米国と欧州の同盟国が、ロシアによる他の不安定化に向けた行動に対し協調的な対応を取るほか、発動される可能性のある対ロシア制裁についても一致団結すると語った。

また、ホワイトハウスのサキ報道官はFOXニュースとのインタビューで、ロシアがウクライナに軍部隊を移動させれば、米国は侵攻と見なし対応するとし、対応はウクライナ政府と歩調を合わせるという認識を示した。