脱炭素の「リアル」
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注目のコメント
「前向き」という最後のパネルでつくづく思うのは、気候変動の問題は、どの側面をどのような物語として語られるか、ということが重要なのだろうということです。個人的には、「気候が変動すること」が問題ではなくて、人類が耐えられないほどの「変動の急激さ」が問題で、その原因が炭素濃度であったことは人類にとってラッキーなこと、という側面の話がもっと広まっていいのではないかと思います。
なぜラッキーなのか。急激な温暖化の原因が、もしプレートテクトニクスや、太陽の黒点活動とか、恒星軌道の問題とか、そういう人類が絶対にコントロールできないものに起因していたとしたら(それは十分にあり得る話だし)、いったいどうなっていたのか。それを想像すると、これだけ大きな地球レベルの変動が、ちっぽけな人類の制御できる問題だったことは、本当にラッキーだったとしか思えなくなってくる。
・・・という話は、ネットで見つけた語り口なのですが、ある一定の人たちの「前向きさ」をドライブすることができる力がある語り口である気がします。あまり聞かないのですが、もっと広がっていい気がします。2021年からの世界中の最重要テーマ「脱炭素」。個人的には、学生時代に聞いていた間氷期の話がきちんと聞けたので、温暖化は疑いがないという事に納得できました。
●感想戦はこちら
https://note.com/noeldata/n/necfaca9cb77e落合さんもこないだの安宅さんも「脱成長」を批判しがちだけど、今日の話は成長と脱成長のちょうどよい辺りの話が出てきてよかったなあと思います!別に過度に我慢する必要はないけど、豊かな暮らしってなんなのかは「前向きに」考え続けてもいいのかなあと思っています。
(落合さんはぜひ病院に行かれてください…!)