[ベルリン 17日 ロイター] - 独紙ハンデルスブラットは17日、独政府筋の話として、西側諸国はロシアに対する制裁措置の一貫として、世界の銀行の送金システムを運営する国際銀行間通信協会(SWIFT)からの除外をもはや検討していないと報じた。

ハンデルスブラット紙は、代わりにロシアの銀行を標的とする経済制裁が検討されているとしている。

この報道を受け、ロシアルーブル相場が上昇した。

米国家安全保障会議(NSC)の報道官はこの報道を否定。「いかなる選択肢も排除されていない。ロシアがウクライナを侵攻した場合の厳しい措置について、米国は欧州と極めて緊密な協議を続けている」と述べた。

ドイツ政府関係者はロイターに対し、ハンデルスブラット紙の報道内容を確認できないとし、まだ何も決定されていないと述べた。