《東大刺傷》「俺は東大を受験するんだ！」凶行に及んだ男子生徒（17）は医学部進学実績全国No.1の超エリート男子校生だった

コメント

注目のコメント

• 小川 健（たけし）

  専修大学・経済学部(国際経済) 専任教員

  ・2022年01月15日

  受験生への配慮の必要性は他の記事でのコメントに委ねるとして。
  忘れてはならない1つに「今の高2生」への配慮があります。
  どうしても「今目の前に」受験生が受けているので，そうした視点ばかり気になりますが，高2生だって勿論「最後の過去問」としての今冬の共通テストは気にしている筈です。まして，共通テストになっての問題傾向の変更など，様々な部分がありますので，今回の共通テストは多くの(翌冬の受験を予定している)高2生も注目している筈です。
  私は1982(昭和57)年生まれですが，同じ世代から社会に大きな影響を与える凶行が発生する事例がその世代に与える影響の大きさを「荒れた17歳」論でずっと感じてきた経験から話せば，今回のことで高2生への配慮が抜けるとしたら彼らの心に与える影響の大きさを甘く見ていると言わざるを得ません。