技能実習生「暴行2年続いた」 岡山で就労の外国人 監督機関調査
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入国管理局の暴行問題といい、技能実習生の調査放置といい、制度を作ったあとの運用に甚だ疑問が残る。
日本に受け入れるということは、政府として命を預かる、最終的な責任を持つということではないか?
二重国籍問題が国会の審議で取り沙汰されているのは命を最終的に預かるかどうかに関わるからと、国会の答弁から聞いている。
というのであれば、この制度を作ったならば、日本国として技能実習生の命を預かる、ということが責任であり大原則だ。
監督機関調査にとどまっていることに少し首を傾げる。
注目のコメント
技能実習生は基本的に職場を変えることができない。労働者がもつはずの自由がない。あくまでも「国際貢献のための制度であり、人手不足を補う制度ではない」ということになっているからだ。労働ではないので、労働力を守る制度の中にいないということだ。この男性は、仲介役の監理団体の通訳に相談もしていたが、職場での暴力は解決されなかった。
(※コロナの影響で一部は条件を満たせば転職可能に)
例えば、自分を守るためにこのような職場から逃げ出した場合、メディアの見出しには「技能実習生、失踪」などと載る。
技能実習生になるための研修や手数料で100万円前後の借金があり、そのまま祖国には帰れないうちに在留資格が切れ非正規滞在になってしまうと、「技能実習生、不法滞在」と報道される。
日本の産業界に労働力が足りないことは明白で、足りない人材に他の国から来てもらうしか方法がないのであれば、この制度を正面から見直すべき。記事の男性が精神的にも身体的にも相当辛い思いをしたことが痛いほど伝わってくるが、今日も日本中で、「国際貢献」の名の下、異国で劣悪な環境から逃れられない人たちがいる。
健全に技能実習生たちと関わり、共に働き、関係性を築いている事業所・企業もあるだけに、定期的に痛ましい事件が頻繁に起きてしまうこの構造を見直す必要がある。本当にこの制度はいとも簡単に悪用され、悪徳業者が蔓延るブラックビジネスになってしまってますね。
こういう受入先は未来永劫、受入できないように権利を剥奪するだけでなく、暴行事件としてしっかり立件され、然るべき報いを受けるべきです。
難解な日本語を勉強し、借金を負い、勇気を持って日本に来た若者に対してリスペクトこそあれ、こんな扱いをするのは本当に許せないし、日本人として恥ずかしすぎる。