菌類から革を生み出すMycoWorksが生産規模拡大のため約143億円を調達
コメント
注目のコメント
Myceliumは革製品だけでなく、代替肉の領域でも非常に注目されています。代替肉も様々な植物で作られており、一番メジャーなものとしては大豆や小麦やえんどう豆だと思います。しかし、昨年頃から価格面、そして食感面からMyceliumが非常に注目されるようになり、今年はMyceliumからできた代替肉のヒット年になるだろうと言われています。
特に有名なのはMushlabs。今年もフードテックは面白そうです。大学の未来デザインの授業でも類似の取組みを紹介しました。デザインもまた人間による人工物のデザインの世界から、人間以外のアクターとの協調の世界に拡張しつつあります。
昨年いきなり1社目の提携をエルメスと結んだことで話題になったMycoWorksがシリーズCで約143億円を調達しました。Matt Scullin CEOは「聞いたことのある高級ブランドであればおそらくすでに提携しているだろう」と話しています。
ちなみにキノコの菌糸体からレザーを作るBolt Threadも今年中に日本ブランドとの提携を結び、財布を発売予定であることを公表しています。
https://jp.techcrunch.com/2021/12/07/techcrunchtokyo2021-boltthreads/
今後菌類を活用した商品を所有する日が近いのかもしれません。