小糸製作所社長、脱炭素へ「車部品メーカーの連携必要」
日本経済新聞
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(以下記事抜粋)
「EVに変わっても我々が手がけるランプの価値は変わることはない。省電力が求められるため、発光ダイオード(LED)ランプは弊社の強みになる。一方で、電池の比重が重くなるため、ガソリン車よりも軽量化が求められ、その点は一つのハードルだ」
「またガソリン車にはラジエーターやエンジンルームに外気を取り込むフロントグリルの空気口が必要だったが、EVでは不要になる。車の前方のデザインが変わるとともに、ランプの形状も大きく変わる。ますます車メーカーと一緒に最初からデザインを考える重要性は高まっている。弊社もすでに数社の車メーカーとは、設計の初期段階から入り込んで一緒に検討している」
「自動運転車になれば、ランプの中に内蔵した高度なセンサーが重要になる。確実に人か車かを見分けて判断する必要があり、最もセンサーが届きやすい前方のランプは重要だ。さらに路面に曲がる方向などを光で描く『コミュニケーションランプ』の開発も進めている。法整備の課題はあるが、ランプが担う役割はますます重要性を増していくだろう」