21年の倒産、57年ぶり低水準 政府支援、22%減の6千件
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リーマンショックの折は米国で倒産件数が激増し、日本では比較的緩やな増加で済むという違いが起きました。ゾンビ企業を救って日本経済の新陳代謝を遅らせることになるとの批判が強かった金融円滑化法案を当時の亀井静香大臣が押し通し、手厚い中小企業保護が為された結果です。
コロナショックの今回は米国でも日本でも大規模な支援措置が取られた結果、共に倒産件数が減っています。金融円滑化法はその役割を終えた後も形を変えて金融機関を束縛し、かなりの期間、企業の資金繰りを支え続けました。そうした支援が終わりを告げるタイミングでアベノミクスによる異常なまでの金融緩和が始まって、記事のグラフにある通り、倒産件数は少ない状態で横ばいになったのです。日米ともに倒産件数が減った今回ですが、今後どのような違いが出て来るか。興味を持って見ています。 (^^;