(ブルームバーグ): 米ヴァージン・オービット・ホールディングスは2022年半ばをめどに英国からロケットを2回打ち上げる。日本からの打ち上げも含め、グローバル展開も強化する方針だ。

人工衛星の打ち上げを手掛ける同社のダン・ハート最高経営責任者(CEO)は記者団との電話会見を11日に開き、今週の米国からの1回を含め今年は計6回の打ち上げを計画していると述べた。カリフォルニア州ロングビーチにある同社工場は23年には20基のロケットを生産するとの見通しも示した。

同CEOはまた、世界展開には来年にも見込まれる日本からの打ち上げが含まれるほか、ブラジルも選択肢の1つとして視野に入っていると説明した。

ヴァージン・オービットは先月、特別買収目的会社(SPAC)との合併を介して米株式市場に上場した。

原題:Virgin Orbit Plots U.K., Japan Launches in International Push (抜粋)

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