ロレックスに走る人びと(上)
日本経済新聞
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注目のコメント
「常に品不足、情報発信は少なく、販売はリアル店舗だけ。主流のマーケティング戦略の逆を行く「つれなさ」が、消費者の恋心をかき立てる。」
希少性を高めるために少しやりすぎな気もするが、店側にも客を選ぶ権利はある。一見さんお断りの飲食店と構造は同じ。
自社の製品を本当に愛している人にだけ商品を届ける。そうするとより一層、ブランド力が上がるし、製品を手に入れた人の満足度も高い。
何より、そのような強気の商品販売ができるのは、相当のブランド力がないと不可能なため参入障壁が非常に高いと言える。
一方で、これからの世の中で”腕時計”というものの需要はどれだけ維持できるか。若者は合理的で、時計がなくともスマホで時間を確認する。もしくはスマートウォッチを身につければ、腕時計マウント合戦からも降りることができる。
10年後のロレックスの姿はどうなっているのかが気になる。