コロナ感染で人格が変わる? 脳研究でわかってきたこと
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<パンデミック(世界的大流行)が約2年に及ぶ今、新型コロナによる神経症状は長引いたり強まったりすることが明らかになってきた。驚くほど多くの患者が、回復後も頭にもやがかかったような「ブレイン・フォグ」に悩まされており、不安や抑うつ、考えがまとまらない、記憶力が低下する、言葉が出にくいといった症状に苦しんでいる。感染時に入院するほど重症だった人だけでなく、軽症だった人でもそうなることがある。>
注目のコメント
コロナ感染から回復後半年以上経っても、脳に霧がかかったようになってぼんやりして日常生活に支障をきたす「ブレインフォグ」と呼ばれる症状が増えています。新型コロナ感染の入院患者では認知機能の著しい低下が見られるとも報告され、この認知的症状はアルツハイマー病の症状によく似ていると言われています。近年、脳と免疫系の関連の研究は増えていますが、このブレインフォグの後遺症は感染が引き金となって体内で炎症が起こり、それが神経伝達物質に影響したり神経変性を引き起こすのではないかと考えられています。軽症の場合でも後遺症は見られるため、軽症だから感染してもいいということではないと認識した方が良いかもしれません。