大手から中小零細まで頼る、物流プラットフォームの正体
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ラストワンマイルの配送の課題、ネットスーパー普及に伴う配送の波動吸収の問題ともに、アフリカでいま起こっている動きとまったく同じで、全世界的に同時志進行で起こっているのがとても面白いと感じました。
アフリカでは、ピックゴーと同じサービスがいわゆる物流マッチングアプリとして複数のスタートアップから提供されています。個人と法人両方を扱い、法人はP&Gやユニリーバなど大手メーカーも顧客にかかえています。豊田通商が2017年に出資したSendyなどがその代表格で、昨年末にグーグルが出資したSafebodaもそのひとつですね。
ネットスーパーとの連携は、スーパーが発達している南アで特に、この2年間のコロナが後押しして動きが化発で、最大手のShoprite、Pick nPay、Massmart、衣料小売のTFG、みなライスワンマイルのオンデマンドデリバリを行うスタートアップに出資したり提携したりしています。日本と同様、スーパー自身も近隣配送のリソースを抱えているものの、オーダーに柔軟に応じるのは難しいためです。
そしてスマリュー的な、配車、物流アプリのドライバーさん向けへのサービスを提供しようとしているのが、ヤマハ発動機も出資するMaxですかね。
アフリカ最大の小売、ショップライト
https://note.com/umemoto_abp/n/n63c6c7977b30
グーグル、Shopriteなどの投資に関連するニュース
https://abp.co.jp/perspectives/news/47720211220.html
注目のコメント
セブンイレブンが、30分配送サービスのパートナーに選んだ企業はどのような企業なのだろうか。という関心から取材させていただきました。
個人が直接アマゾンや、ウーバーに配送事業者として登録するという流れはすでにありましたが、1ユーザーとして、品質面での評判で課題があるように思いました。プラットフォームを介在させることで、品質面を上げる。「配送の個人化」が進めばなお、彼らのようなビジネスの価値が上がっていくように思えました。ガソリン代や、駐車場代も含めて、当日中にドライバーの口座に入金というのはすばらしい。入金スピードがはやければ、モチベーションも高くなります。
請求書や支払書の自動発行など、業務支援も実施しているのはドライバーさんにとって魅力です。決済・清算の手間は日常業務の負荷にもなっていました。自動化によって、かなりの時間が配送に集中できます。
CBcloudは日本の物流を大きく変えるインフラになりそうですね。