[社説]輝く人材を育てる企業と社会に
日本経済新聞
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年にいちど、旧知の友人3名がオンラインでマクロ問題を語る会をやっているのだけれど、昨年末話題にのぼったのは、日本はサラリーマンの労働時間の長さがサービス消費の成長を阻害するという話。
これなんかもまさにそれだと思われるわけで、自己啓発にしても研修にしても、そうしたことをやろうという気になるためにはそもそも時間に余裕がなければ始まらない。
労働市場の流動化も同じことで、ネガティブな転職はまだしも、ポジティブな転職を促進するには、労働時間の短縮が必要だという気がします。
その意味、在宅は諸刃の剣ではないだろうか。「強み」を明示して仕事をアサインすることも大事だけど、そもそも個人も組織も問題意識を語る機会が少なくなったことに大きなボトルネックを感じます。誰のどんなお困りにコミットするのか。そのコミットメントを持続可能なものにするための制度設計でありたいものです。