（ブルームバーグ）： 米国で新型コロナウイルス感染者数のデータ算入分が、３日に１日当たり100万人を超えた。年末年始に感染がどの程度増加したのかが、数字に表れ始めた。
オミクロン変異株の影響に、ホリデーで地方自治体からの報告が遅れたことが重なり、３日の件数は世界最多を更新した。それまでの最多は４日前に米国で記録した約59万人だった。その数字は前週の２倍の水準。
７日平均ベースでは、３日は１日当たり48万5363人と、１週間で２倍余り増えた。これらのデータは米ジョンズ・ホプキンズ大学が自治体からの報告に基づいてまとめている。
原題：U.S. Logs Record 1 Million Virus Cases With Data Delay (Correct)（抜粋）
(原題と原文のリンクを差し替え、３日に陽性と診断された感染者数ではなく、遅れたデータ処理を実行した結果３日の数字が100万人を超えたとの説明を加え、見出しと本文を書き換えます)
©2022 Bloomberg L.P.
体感的に、実際そうでしょう。これまで一番酷かった時でも、直接の知り合いで感染した人はアメリカではいなかったのですが、この5日ほどの間にすごい勢いで知り合いが感染しています。ホームテストで陽性でも、ただじっと家で寝ているという人がカウントされていない可能性もあり、それも入れればもっと多いでしょう。
別コメでも書きましたが、その影響が一番出るのが「人手不足」ということです。多くの人がワクチン済みのため軽症で、喉の痛みと頭痛ぐらいで済みますが、仕事は休みますし、周囲の濃厚接触者も休むので、病院は人が足りず、飛行機は欠航、店の棚はスカスカです。
私は明日、ラスベガスのCESに行く予定ですが、その対策としては「感染しないように」ではなく、「万一感染しても最低限の影響で済むように」のつもりで準備しています。行かないという選択肢もありますが、周囲の人を見ていると、感染経路はタクシーぐらいしか考えられないという人もあり、普通に生活していてもうつるならもう仕方ないな、と思うようになりました。
＜追記＞データ算入が休日で遅れたのもそうですが、年末のパーティ時期に、「人と集まる前に検査」といって検査を受けた人が急増したのも関係がありそう。私も、訪問先の友人に「事前に検査受けて」と頼まれましたが、ホームテストは売り切れなので、近所のドライブスルー・テストをやっているところに行き、2時間待ちでした。友人の話では、その2－3日前はガラガラだったとのこと。申し込みのときに、私の個人情報や保険番号など登録しているので、ちゃんと「陽性率」の計算にはいっているはずです。
いくら弱毒性っても、流石に1日で100万人感染してんのをただの風邪扱いは無理やろ…
何だかんだ1番落ち着いてるの日本だと思うし、それは政府の対応が大筋では間違ってないことの証左だと思うんだけど、みんな何でそんな政府の対応悪いって言いたいんだろうなぁ。
感染しても重症化する割合が低いといっても、感染者数が増えれば、重症化して入院を余儀なくされる患者は増えます。
楽観的に見るのはまだ早そうです。
それにしても、感染のスピードが早いな。対策を緩めすぎたのか、感染力がとんでもなく強いのか。
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