２１年大納会株価、２万８７９１円＝一進一退も３２年ぶり高値
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先進各国の株価が史上最高値を付けて年を越えようとする中、日本は最後まで冴えない展開でした。最期はオミクロン株への対応が明暗を別けたと思います。米国は経済との両立を優先させ、隔離期間を短縮、南アなどからの入国制限も緩和しました。一方の日本では岸田総理が、やりすぎるほうがマシ、と発言しています。しかも、感染者数が遥かに日本の方が少ない。この差が株価の明暗分けたと思います。
２０２１年を通じて最高値は３万０６７０円、最安値は２万７２５８円、そして年間の終値は２万８７９１円になったわけすね。
日経新聞が “経営者が占う○○年の株価”というのを毎年初に出していて、２０人の社長さんが予測した今年の最高値は３万２０００円、最安値は２万２千円で、３万円超えがあることを予測したのは２人だけ。２０人の予測の中間値の平均は２万６３８７円で、２万７０００円を下回ることが無いと予測した社長さんは皆無でした。昨年末の株価は２万７４４４円でしたから、多くは株価が下がると見ていた感じです。
結果は予測の中間値まで下がることすら無かったわけで、殆ど当たらなかったと言って良いほどです。諸外国と比べると弱い動きであるものの、予測と比べれば株価はそれほどまでに堅調でご同慶の至りです。さて来る年はどうなるか。
強気に出るか波乱があると見るものか、来年の予測が楽しみです。 (^^)
