【山口周×波頭亮】幸福をRethinkせよ。
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注目のコメント
幸福になるためには“システムを変えても本質的には変わらなくて、心性を変える必要がある。“
a scopeの中ですずかん先生が提唱されていた【卒近代】とも通ずるものがあるのかなと感じました。
“アメリカの経済・社会学者のソースタイン・ヴェブレンが言った、近代は人間の本能のうち競争と略奪（所有）にしか着目していない、他にも本能としては好奇心、製作本能、親愛の情があってそれらがもっと評価される新しい時代になっていくべきだ。“＝【卒近代】
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近代の文明・文化をライジングさせるための“システム“として“競争・略奪（所有）“が組み込まれたのだと思いますが、そればかり追いかけていても幸福にはなれない。
人間の本能としての“心性“を変えていくということは、即ち“好奇心・製作本能・親愛の情“をもっと前面に推し進めていくということ。
わがままという美徳とはつまりこの好奇心・製作本能に従って“ついついやっちゃうこと＝才能“を活かすということだと解釈しました。
才能が活かせたら幸福にも繋がると思います。
親愛の情があればもっと寄付にも繋がるのでしょうか。
その前に自尊心の回復が先かもしれませんが。
親愛の情を持って他人に貢献出来れば、それもまた幸福です。
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2021年はNewsPicksに出逢い、人生観が変わる体験をしました。
2022年、30歳、節目の年は新しい人生観をさらにブラシュアップしながら、知行合一、チャレンジしていく年にしたいという決意を持ちました。
来年もまた宜しくお願い致します。
皆様良いお年を。自己決定権の追求がピンとこないのも、自由と平等のトレードオフも、社会と世間の違いも、「個人」（社会のなかで責任を取る単位としての人格権のある主体）という概念が厳密には虚構であり、特に日本ではかなりの割合で成立していないからだと思います。つまり、「群れ」になっている。
かなりの割合の人が、大事な事も含めて自分で決めたくない。個人がなければ自由という概念も社会という概念も成立しない。
波頭さんが「欧米ではウソをついたら終わり」と仰ったことも象徴的ですね。
現代の幸福=well-beingという概念のフレームワークも、外来的で近代的な感じがします。「しあわせ」とは「仕合わせ」であり、巡り合わせのことを指していました（元々は悪い意味）が、江戸時代頃から使われるようになった「幸福」は、運の良さというニュアンスは消えています。この様な語感の変化は英語のhappinessがhappeningと同根なのに偶然のニュアンスが消えているのと同じで、自己決定こそ幸福という哲学と繋がっています。
偶然の巡り合わせを必然であると引き受ける時に、その人のなかで運命と化し、それが幸福を形作って行くんじゃないでしょうか。それは自己決定の範囲や、利他の度合いとは全く関係のないものです。私という生き物の魂は唯一無二のものだ(尊厳、独立、自由)いう悦びと、この魂はすべての命とつながった一つの大きな魂の一部である(絆、安心、貢献)という歓び。その両方が共鳴している喜びが、ボクが感じている「幸福感」に近いのかなと、感じました。
愛する人との間の5人の子供たちに加えて、縁あってペルーとカメルーンの貧困に喘ぐ子供たちに経済援助したり、毎日遊びに来る隣家の猫と戯れたり、好きな人に料理を作ったり、裏庭に生息する多くの野鳥やリスに餌付けして遊んだり、難病で治療法がない人達のための複数の創薬プロジェクトを創り進めたり、多くの米国内外の老人たちと一緒に旅をして水彩画を描いたり。尊厳(自由)と絆(貢献)を共に感じながら、生きています。
