“IPO当たり年”なぜ?
NHKニュース
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12月後半になってからFRBの発表、オミクロン株の国際的な流行などの多様な要因により、特にマザーズ株は大幅な調整がかかりました。スタートアップなどの新興企業が今後も日本で増えていく上ではIPOの件数の増加と、株式市場への資金流入は引き続き必要ですね
注目のコメント
2021年、日本のIPO数は125社。前年比35%増加ということです。増えた理由はコロナだとか。昨年よりもコロナの状況が改善されたことのようです。
米国株式市場(NASDAQとNYSE)へのIPOは2021年11月まで983社。昨年は通年で477社なので2倍という脅威的な伸びとなっています。押し上げている要因はSPAC。全体に占める比率は57%になっています。ちなみに昨年のSPAC比率は52%でした。米国が好調な理由は市場が活況だからです。
しかし、上場後の株価が冴えない企業が多い。特にSPAC買収で上場した企業は。成長性と収益性を考えて投資すべきですね。まさに金融緩和の影響を世界中のベンチャー企業が享受?した形なのかもしれませんね。IPOタイミングについては、学術分野でも様々な仮説が実証研究で報告されていますが、割高&過大評価されているタイミングで上場なんて仮説も。
とはいえ、米国に比べて時価総額5000億円未満の企業が圧倒的に少ないのも気になるところ。経済規模的に、米国比較じゃなくて、欧州比較の方が妥当なのかもしれないけど。