2022/1/7
【漫画で読む】特製スープで脱炭素。新種企業「Charm Industrial」
変化の兆しをいち早く掴み、適応して生まれた“新種”の企業たち。本特集では、厳選10社をコミック形式で紹介します。今回は気候テック「Charm Industrial(チャーム・インダストリアル)」です。
SaaS企業を経営しながらCharmを創業。
ピーター・ラインハルトが語る、
気候ビジネスの展望とは?
温室効果ガスの問題は認識しつつも、削減のために、自分事として取り組むのはハードルが高いですよね。
SaaS企業のCEOが、炭素クレジットの仕組みに疑問を持ち、自ら抜本的な解決に向けて取り組み、起業したストーリーはとても興味深いです。
節電などの日々の小さな努力の積み重ねでは、対応できない水準まで温暖化の問題は進んでいるので、イノベーティブな方法に取り組む必然性が高まっていると感じています。
昨年11月、COP26開催に合わせてNewsPicksで掲載した「気候ウォーズ特集」の中で特に印象に残ったのが、Charm Industrialです。
COP26では、産業革命以前と比べて、気温上昇を1.5度以内に抑える努力を追求することが成果文書で採択されました。
その実現には、社会の仕組みをこの10年でがらっと変える必要があります。変化を加速するためのテクノロジーの一つとして、Charmに注目しました。
「温室効果ガスの排出量を減らすことと、(中略)大気中から炭素を取り除くことはセットで取り組み必要があります。」
長期的に取り組む必要があるので基本は排出量を減らすことだと思いますが、炭素を取り除いて地下に貯蔵することができればそれを補うことが出来そうです。ただ貯蔵技術に頼って、排出量削減への取り組みが後退しないようにしたいですね。
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