[ロンドン 23日 ロイター] - 英国のトラス外相は23日、ロシアがウクライナを侵攻すれば大きな代償を払うことになると改めて警告した。同時に、ロシアが協議する意向を示したことを歓迎する姿勢を示した。

トラス外相は声明で「ロシアによるいかなる侵攻も戦略上の大きな誤りとなり、同盟国との協調制裁を含む強硬な措置で対応する」と指摘。「現在の状況を脱却するには対話以外の方法はない。ロシアが来年1月に協議を開始する意向を示したことを歓迎する」とした。

トラス外相はこの日、米国のブリンケン国務長官と電話会談を実施し、ウクライナ問題などについて協議。ロシアがウクライナに侵攻すれば大きな代償を払うことになるとの見解で一致したとツイッターに投稿した。

トラス氏とブリンケン氏はこのほか、北大西洋条約機構(NATO)と日米欧の先進7カ国(G7)はウクライナを支援するとの考えで一致。ロシアは対話に応じる必要があるとの見方も共有した。