マネー教育元年、金融立国へ2つの提言
日本経済新聞
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金融教育は家計管理、ライフプランニング、資産形成の3本柱で構成されています。家計管理は既に家庭科の授業に含まれているので、ライフプランニングと資産形成が新しい分野です。資産形成は、お金が増える点に力点が行きがちですが、なぜ増えるかが重要。自分の資金が企業に活用され、工場建設や従業員雇用につながり商品が作られる。その商品が売れて利益の一部が自分に戻ってくるという流れです。新科目である公共で教えられる部分ではあるのですが、社会の仕組みとして教えられるので、自分からの視点で語られないのが課題です。あと、どうしても授業時間が足りないので、今後理解が進んで時間が増えるといいと思っています。
現金で持っておくより、物や株を買って資産にしたり、ローンを組んで家や車を手に入れる方が価値を生むことが理解されていないのが日本。また借りたとしても、数十年もの固定金利の住宅ローンを考えもなく払い続けていたりします。
お金をどんどん回し、自分の生活にまつわる契約を適宜見直すだけで劇的に生活の質は変わります。まずはお金の話をタブーにせず、興味を持って情報を集めるところからですね。