映画『ザ・ビーチ』の舞台、都市封鎖で生態系改善 タイ
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注目のコメント
ベンヤミンのファンタスマゴリーという単語が連想されました。
人々は自分の本来性を求めて自然を求めて分け入っていくけど、その自然はそのような人間の行為によって壊れていく。例えば、登山客の移動のための交通機関や設備の建設、彼らの残していくゴミだとか。
このような矛盾を何とかするためには結局、物量に頼る資本主義から決別することが必要条件となるのだと思います。
物量頼みのうちは、再生可能エネルギーだろうが電気自動車だろうがリサイクルだろうが、何をやっても結局は不可逆的な自然破壊にしかなりません。オーバーツーリズムの環境に与える害は経済的メリットと引き換えだったので、おそらく何もなければ止めることは出来なかったでしょう。
タイ経済の2割を占める(島嶼部でいえば殆どかも)観光業と引き換えになったので、かなり痛みを伴う環境の回復ですね。
たまたまですが身近な環境汚染で数年前に富士山に登った時、ゴミがものすごく多かったのを思い出しました。コロナで富士山のゴミも大分減ったのかな。こういうところ、映画会社とかが買い取って金持ちだけの場所にしてしまう、って展開になっていったりするのかね。ディズニーみたいな会社なら観光資源もきちんと管理してくれそうだが。