「大川小学校の悲劇」は、こうして葬られる
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震災時に待機して逃げ遅れた大川小学校について「なぜ大川小学校だけ、学校管理下でこれだけ数多くの犠牲者を出したのか」の究明を求められている第三者委員会が、逃げ遅れる正当性を示すための見当違いな調査ばかりしているという話。
生還者が5人しかいない中でこの事件を正当化したいのは誰なのか。正当化することで責任を逃れられる人物がいるようにも見えないのですが、どういう力学が働いているのかをぜひ著者さんにお聞きしたいです。とても複合的な要因があったのだろうと思うけど、教員も子供たちも皆生きたかったはずだと思います。ワザと死のう、死なせようとした人はいないでしょう。犯人は誰か？みたいな議論だけになったら当然守りに入ってしまうと思う。こういう議論こそ、これからどうしていくか？に繋がるようにしていって欲しい。
