【新法則】「日本のヒント」はここにある
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日本のポップカルチャーの海外受容を追いかけているパトリック・セント・ミシェルさんの記事です。大貫妙子さんの30年以上前の楽曲がいかなるプロセスで世界的ヒットになったのか、その軌跡がまずすごく面白いですし、最後の東映さんの動きは色々示唆的だなと感じました。ぜひ、御覧ください。
昔の曲が流行るというのはコンテンツホルダーとしては夢がありますね!
昔はマスプロモーション中心でしたが、今やソーシャルメディアを中心としたプロモーションに変わってきているので従来とは異なるやり方が求められます。
記事上ではどう広がったかまではそこまで分からなかったように思いますが、今後は意図的にどう広げていくか、その戦略性が求められるように思います。今やTikTokは音楽コンテンツにとって、なくてはならないメディアになってきました。
TikTokの特異な点は、世界のどこか1人のユーザーが偶然見つけ動画に使用した曲が、memeとして世界中の人の動画投稿に真似され、指数関数的にバズが起こることです。また歌詞の意味が分からなくても、ダンスや動画の構成のお手本が存在するので、面白ければ国境を容易に超えられます。
その意味で、30年前の楽曲やマイナーな曲が突然、明確な理由もなく世界中のトップチャートに入るほどバズるのです。
去年も2016年に作られた楽天のCM「楽天ポイントダンス」が4年越しにTikTokで世界中で大流行し、10億再生を超えるほどのバズを見せました。
TikTokやSpotify、Apple musicなども「自分が好きそうな曲」をお勧めして流してくれる意味で音楽の再発見機能があり、直感的にはマイナーアーティストに光が当たりやすいように思います。
一方、Spotifyでは今月のTOP100など流行ってる楽曲に視聴が集中し、Spotifyでなかなか聞いてもらえないアーティストの収益面が厳しくなってるという話も聞いた事があるので、どちらとも言えないのかもしれません。