手術ロボットの進化と真価、ロボット心臓外科医 渡邊 剛氏に聞いた医療の未来
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注目のコメント
現場の意見が色濃く出ている良い記事。病院側の懐事情などを鑑みるとなかなか…人手やお金がかかるのだなと。
(以下記事抜粋)
ダビンチの導入費用は約3億円。その後はメンテナンスを含む月額レンタル料を支払って使用するシステムで、年間約3,000万円の維持費がかかる。契約期間は5年だ。
前述の通り、ダビンチではさまざまな臓器の内視鏡手術が可能なので、総合病院であれば複数の科で共有でき、使用回数を増やせば1手術あたりの単価が下がっていく。しかし、1日8時間の中では、術数の多い泌尿器系の手術でも10例もできず、年間300例が上限だという。
「手術には消耗品費や人件費もかかります。当院を例にすれば、ひとつの手術に執刀医、助手2人、手洗いナース、外回りナース、麻酔科医1~2人、人工心肺担当の技士1~2人の9人がかりです。心臓の手術ともなると1回に350~400万円はかかってしまいます。
日本の場合、自己負担は20万円ほどで、それ以外は税金で賄われています。患者さんの経済的負担、日本の医療費の問題、どちらを考えても1円でも安くしたいところです。