急躍進「SHEIN」の影で勢力伸ばす“AI企業”の正体、中国アパレルがもっと爆速になる理由
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製品企画から販売までたった3日で実現する、中国発の超ファストファッションブランド「SHEIN」(シーイン)は急成長し、よく知られた存在ですね。
この記事は、画像解析によりデザインをアシストするSaaS「知衣」(ジーイー)を提供する知衣科技を紹介。売上高10億元(約180億円)以上のアパレル企業の70%が採用し、導入企業は2000社を超えたという。AIアシストデザインはもはや、アパレルの標準装備ということになりますね。
この記事はITジャーナリストが書かれたものですが、アパレルの商品構成についても的確な指摘をしていらっしゃいます。
>中国のアパレル業界には「4321の原則」という言葉がある。すでに定番となっている製品が4割、ライバル企業の売れ筋に対応するための製品が3割、ブランドのオリジナリティーを出した製品が2割、デザイナーの個性を出した製品が1割というものだ。
>つまり、7割の製品は、既存の製品を改良したリデザインにより生産をすることになる。もちろんただの模倣では商品にならないため、既存製品を参考にしながらも、どこまでブランドのカラーやデザイナーの個性を打ち出せるかが、デザイナーの腕ということになる。
ファッション・アパレルに携わる多くの方々に読んでいただきたい良記事ですね。AIアシストデザインは、AI活用の新たな潮流になりそうです。
|毎日3000点以上の新製品が生まれる・・・
|どの製品も100着程度のミニマムロットしか生産されない・・・
|製品の企画から販売までをわずか3日で可能・・・
余剰在庫の削減のさることながら、魅力的な新製品を次々生み出せることと、コスト削減できることは、他者の追随を許さない競争力になります。
AIアシストデザインのコア技術は画像解析。ネット上の類似画像を見ながらインスピレーションを拡げるところにAIを活用しました。その意味で、デザインそのものをAIがやってくれる訳ではありません。あくまでデザイナーがAIの助けを借りる形にしたのが成功の鍵だったようです。
ヒトとAIの協調が注目されていますが、とても参考になる事例です。へ〜知らなかった。TikTokの競合、快手が出資している理由が気になる。どういう目的があるのだろう。
SHEINとともに見ておきたいのは香港のスタートアップCider。無在庫、先行予約モデルでGenZの強いコミュニティを抱えていることが特徴です。#cidergang
https://shop.shopcider.com/
SHEINは伝書鳩TVでも解説されています
『ユニクロ、ZARAを抜き検索1位。「秒速コピー」の最強企業』
https://newspicks.com/news/6008978