指揮者ムーティ来日時に聞く 異文化つなぐ音楽 平和の礎
日本経済新聞
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私のピックする記事は日経が多いようにおもっているけど、今回もまた、日経の「文化」の記事。
イタリアの指揮者ムーテイさんの考えを書いた7段にわたる記事。
私が特にクラシック音楽に詳しいとか、大いなるファンというわけではないのだが、最近の話題では、特に難しい、「世界最高峰」ともいわれるショパンコンクールでの日本の反田さんの2位、小林さんの4位という快挙があったからかもしれない。特にファイナルの直前の様子のとても素敵な番組がBSテレビであったからの影響はあるだろうね。いい番組でしたよ。
そのムーテイさん、とても日本と日本人をお好きなのだが、そのインタビュー記事の最後の方で、ご自分が「師事したヴォット先生はトスカニーニの下で学び、そのトスカニーニはヴェルデイの指揮の下でチェロを弾いた。トスカニーニがヴェルデイから学んだのは、作曲家の意図を忠実に守らなければならないということ。指揮者の仕事は、作曲者への献身である。」、との言われている、と書いているところだったのだ。
私には、なぜかここが「やっぱり、というか何か「直接に心に響いた」のだった。
確かに、曲を作るというのは並大抵のことではない。特に多くのいわゆる「クラシックの名曲」が作られてきた時代、そして今でもそれらの曲が「クラシック」と言われて、今でも広く知られ、愛されている背景に思いをよせ、そして作者の思考と書き上げていった時間とその時代の背景を考えれば、なぜかなんとも言えない「感動」を感じたのも、むりもないな、とピックしてしまいました。
「芸術は長く人生は短し」で記事を〆めた西原幹喜さんに感謝。