VWグループ、EV向けバッテリーで3社と戦略的提携電池の自社生産に向けて
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VWのザルツギッターは元々Northvoltに製造委託するはずだった工場で、それを内製にシフトしたと認識しております。
Northvoltはスウェーデンの自社ファウンドリにBASFやUmicoreのリサイクル施設を稼働したとかで、この辺りのVWの技術提携は予想されるものです。
気になったのは24M Technologiesの半固体電池(ライセンス供与している京セラはクレイ電池と呼称してます)の製造ラインを導入する点。24Mは伊藤忠も出資しており、製品のみならず従来の製造工程を削減すると謳っており、FREYERもライセンス供与をして生産を始める予定です。
ただクレイ電池の情報が最近耳に入らないので、生産ラインを構築するのに京セラ(と日立製作所)は苦労されているのではないか、これまた気になってます。
テスラがLFPを採用したように、数年前に次世代電池はこれだとギガファクトリーで作り始めたバッテリーの組成や構造は、今や全く違ったものも取り込まれて益々何が次世代電池なのかわかりづらくなって来ました。これにはコストや安全への対応という側面が大きいと思いますが、ゲームチェンジなバッテリーというのはSodium Ion Battery含めてまだ登場していないですね。