なぜ「TikTok売れ」が起きるのか──短尺動画で“モノが売れる”3つの理由
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TikTok売れはなぜ起きるのかを解説した記事です。記事では、具体的にどういう商品が売れたのかや、そのアカウントの動画やミームについて解説しています。
TikTokの最大の強みは、サムネイルをすっとばす、ことです。YouTubeでもInstagramでも、まずはサムネイルがインプレッションし、興味をもたれたら先に進みます。しかし、TikTokはアプリ起動してスクロールでひたすら動画を閲覧しまくります。ショート動画の利点と、きもちのよいUXがそういうライフスタイルに受け入れられました。
そのため、YouTubeやInstagramでは、まずサムネで興味をもってもらう、つまり認知のあるもののほうが有利になります。記事でも書かれてる「ニーズの顕在層」です。いっぽう、TikTokはインプレッションさえされればとにかく強制的に見てもらえます。そこで、「潜在層」にささる可能性がでてきた、というわけです。
いっぽうで、そういう短い時間で判断できるもの、試し買いして損を感じづらい1000円未満のもの、若い世代や万人が買いやすいもの(バズらないとそもそも露出も増えませんので)、という限定はまだ今のところはあるかと思います。
ただ、TikTokのAIがあまりにも優秀なので、その信頼感が絶大、というベースがあってこそです。
ですので、すでにそうしたアルゴリズムに気づいている企業はどんどんと参入してきています。さらに海外では、すでにTikTokerはセレブポジションですので、ブランドイメージも損なわれない、という認識のほうが多数派になっているはずです。
ショート動画で、InstagramリールやYouTubeショートなど、競争をしているように見えますが、TikTokは2歩も3歩も先を行っています。