話を聞く目的をつくる 「メリット事前予告」話法とは? - 武器になる話し方
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注目のコメント
メリットを伝えるだけでは不十分です。教師は誰もが「将来のあなたのため」に話をしていますが、聞いてない、聞いても忘れてることがほとんどだったのでは?
私なりの伝わる話し方の到達地点は、相手の言語認識プロセスに負荷を生じさせないことです。
そもそも「分かる」とは、他者からの情報が自身の既知情報と結びついて始めて起こります。ですから、相手の経験や発達段階に基づく語彙や、興味関心分野に紐付けた比喩や直喩を用いることが重要です。
すると、それらの周辺にある概念が先行刺激となってくれている可能性が高く、耳馴染みのある言葉として認識され、認知容易性が高まります。結果的に、理解できたように感じてもらえるのです。
聞きたいと思われるより、聞いていると脳内で連想が活性化されるようにする方が遥かに効果があるなぁと感じながら、生徒に向けて話しをしています。