[7日 ロイター] - 日産自動車のアシュワニ・グプタ最高執行責任者(COO)は7日、世界的なサプライチェーン(供給網)の制約と半導体不足は少なくとも2022年半ばまで続き、生産を圧迫すると述べた。

ロイターに対し「稼働が正常化するにはもう少し時間がかかるだろう。日に日に改善しているが、少なくとも2022年上半期までは続く」と指摘。「現在の課題は自動車をどう売るかではなく、どう生産するかだ」とした。

また、全自動車メーカーの今年の世界生産台数は20年の7600万台から増加し、8000万台に「近づく」としたが、年間9500万─9700万台に達するには時間がかかるとした。