なぜ製薬会社が「オープンイノベーション」に注力するのか
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アストラゼネカが2020年11月から始動させた、オープンイノベーションハブ「i2.JP」の1周年イベントを取材してきました。
少子高齢化の加速、医療費の増大—日本のヘルスケア分野に山積する課題を解決するために生まれたi2.JPですが、今回の記事では、発足から1年を経て実施されたビジネスマッチングの事例(「アストラゼネカ×MICIN」「アストラゼネカ×木幡計器製作所×Welby」)を中心に紹介しています。
注目のコメント
オープンイノベーションの本質は、共感と超越。
単なるアイデアの寄せ集めではなく、主体者のビジョンに共感する人が集まり、一社でなし得ることを超越した結果を生む。
つまりその場に必要なのは、共感を生み出すリーダーと、集まるパートナーの知恵を引き出すファシリテーション。
結果生み出される熱狂。最後まで読んでまさしく理想的な「オープンイノベーション」をされているな。と思いました。
“共創成功の秘訣は「脱・テクノロジー・ドリブン」”
記事の中のこの言葉、ぼくも含めて、全てのオープンイノベーションに取り組む企業に噛みしめて頂けると良い気がします。単なるマッチングじゃないんですよね。
・顧客課題起点で、検証主義で進める
・自社起点で協業先を探索する
・アセットのアクセス性を担保してから進める
などなど
オープンイノベーションを進める上で色々な成功確率をあげる大事な要素がありますが、アストラゼネカであっても、顧客課題起点だということは凄いメッセージだと思います。大企業もスタートアップもこれは理解した方が良いです。
アセットを明確にすることはもちろん大事であり、補完関係としての協業ではあるのですが…
新規事業にしていくならやはり「顧客起点」ですよね。