[香港 6日 ロイター] - 中国の人工知能(AI)関連スタートアップ企業、商湯科技(センスタイム)は香港市場での新規株式公開(IPO)で最大7億6700万ドルの調達を目指している。ロイターが確認したタームシート(条件規定書)で分かった。

IPOは6日に開始され、15億株を売却する。仮条件は1株当たり3.85─3.99香港ドル。

コーナーストーン投資家8社がIPO前に4億5000万ドル(IPO全体の58.6%)相当を引き受けた。

商湯科技はIPOに関してコメントを控えた。

10日にプライシングが行われ、17日に香港証券取引所に上場する予定。

調達資金は主にAI技術の研究開発に充てられる。