[2日 ロイター] - 米サンフランシスコ地区連銀のデイリー総裁は2日、インフレの高止まりに対応するため、利上げを見据えた計画の策定を開始する時期に至っている可能性があるという見解を示した。

デイリー総裁は、米連邦準備理事会(FRB)が経済を支援してきた緩和の一部を引き揚げ、「少なくとも利上げを検討する計画を策定する必要があるかもしれない」と語った。

米連邦準備理事会(FRB)が予想よりも速いペースで量的緩和の縮小(テーパリング)を進めることが必要な可能性があるとも指摘。また、長期インフレ期待は極めて安定的に推移しており、FRBへの信認を反映していると感じていると述べた。