[ブリュッセル 1日 ロイター] - 欧州連合(EU)は、技術開発を通じて2030年までに年間500万トンの二酸化炭素(CO2)を大気中から回収するとともに、排出量を承認する独自のシステムを構築する計画。ロイターが入手した草案で明らかになった。

EUのCO2排出量は年間30億トン以上に及び、500万トンはそのごく一部に過ぎない。それでも、この目標を達成することは、域内でCO2を回収し、長期的に貯蔵する技術開発を開始することを意味する。

EUの執行機関である欧州委員会は14日に計画を発表する予定。