[東京 30日 ロイター] - 新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」の感染拡大を懸念して日本政府が非居住者の外国人入国を禁止したことを受け、大阪で12月9日に開幕するフィギュアスケートのグランプリ(GP)ファイナル開催が危ぶまれている。

日本スケート連盟の関係者はロイターの取材に対し、外国人スケーターの入国許可について「スポーツ庁の指示に従うが、新しいことは聞いていない」と返答。スポーツ庁も外国人選手に対する規制がどうなるか分からないと話している。

一方、国際スケート連盟はロイターに対し、「発表を受けて新たに進展している状況を明確にし、この新たな展開がGPファイナルにどういった結果をもたらすかを確認するため、われわれは日本スケート連盟、および日本の当局と連絡を取っている」と述べた。

日本では30日、オミクロン株の感染者が初めて確認。ナミビアから入国した男性だった。