(ブルームバーグ): インドの電子商取引会社スナップディールは、同国で最大2億5000万ドル(約282億円)規模の新規株式公開(IPO)を目指し、予備文書を数週間以内に提出する計画だ。事情に詳しい関係者が明らかにした。スナップディールにはソフトバンクグループやアリババグループが出資している。

非公開情報を話しているとして匿名を要請した同関係者によると、スナップディールは仮目論見書の提出後、2022年初めの上場を目指している。企業価値15億ドルの評価で少なくとも2億ドルの調達を計画しているという。

IPO文書の提出計画およびその他金銭的な詳細について、同社から直ちにはコメントを得られなかった。

このIPOに際してソフトバンクGやアリババなどスナップディールの大株主が保有株を放出することはないとも関係者は語った。

原題:SoftBank-Backed Snapdeal Targets $250 Million India IPO in 2022

(抜粋)

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